2025年8月3日(日)

さまざまな楽器を体験!オーケストラの音楽を間近に感じる「NHK交響楽団」の体験イベントに密着!

2025年8月3日(日)、「NHK交響楽団」にご協力いただき、プレミアムな体験イベントをNHKホールで開催しました。抽選で当選した子どもたちと保護者24組をご招待して、さまざまな楽器を演奏したり、年末のあの歌番組の会場でもあるステージを見学したり、ここでしかできない音楽にまつわる「プロのセカイ」にふれてもらいました。
当日は、「夏だ!祭りだ!!N響ほっとコンサート オーケストラとゆく ちょっとふしぎな夏の冒険」が開催され、みんなで鑑賞しました!
「プロの音」を間近に聴く、感じる、学ぶ!
毎年大人気のNHK交響楽団の夏休みコンサート「夏だ!祭りだ!!N響ほっとコンサート」の開催にあわせて、今年もドコモ未来フィールドが特別なイベントを開催しました!
普段ふれることのできないさまざまな楽器体験や、ステージの見学まで、今回も盛りだくさんのプログラムです。

みんなドキドキしながらNHKホールへ入場。あまり馴染みのない会場に緊張しながらも、これからある体験にわくわくしている様子も見られました。吹き抜けの広々としたエントランスホールに圧倒された子どもたち。そんな子どもたちの前に指揮者とともに、「トランペット」「ヴィオラ」「コントラバス」の楽団員が楽器を持って登場!大きなコントラバスを見た子どもたちは目を丸くし、大きい!かっこいい!と言葉にしていました。それぞれの楽器がどんな音を奏でるのかワクワクしますね!

楽団員それぞれの楽器紹介のあとは演奏を披露してもらいました。
指揮者の方が後ろを向いて指揮棒をそっと上げると、しんと静まりかえり、3つの楽器の音色がひとつになったメロディがふわっと響き渡りました。
コンサートでは体験できない至近距離での生演奏に子どもたちは手拍子で参加することに!みんなも知っている「ラデツキー行進曲」を、指揮者をしっかり見て強弱をつけた手拍子でプロとセッションする、特別な体験となりました。

演奏の後は子どもたちからの質問タイム。「いつから楽器をやっていますか?」「他にできる楽器はありますか?」という質問に、楽団員の方たちは笑顔で丁寧に回答。「小さい頃はどんな練習をしていましたか?」という質問では「実は、小さいころは練習が好きじゃなかった」という回答もあり、笑いが起こっていました。それでも音楽を続けてきた背景や、“プロ”としてのやりがいなどのお話に、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
テレビで見るあのステージを見学!
続いてはコンサートの舞台、NHKホールのステージ見学へ。くねくねした細い通路を通り舞台袖へ案内してもらうと、子どもたちはもちろん、保護者のみなさんもキョロキョロと見渡していました。

高い天井から下りる幕やさまざまな機材など、普段は見ることのない舞台袖に子どもたちは興味津々。舞台袖では演奏の準備をしたり、待機をしたりするところだよと教えてもらいました。そしてこのNHKホールは、1972年に建てられた長い歴史があることも教えてもらい、「そんな昔からあるの!」「すごい!」と驚いている様子もみられました。

テレビで見たことのあるNHKホールのステージに上がると、子どもたちは「ステージから客席ってこんなふうに見えるんだ!」「ステージに上がるとドキドキするね」など普段なかなか目にすることのない景色に感激していました。そしてステージの右横にあるパイプオルガンはなんと世界最大級!パイプの数は7,640本もあるとのこと。思わず驚きの声が漏れ、子どもたちも保護者の方も、パイプオルガンを見上げていました。

ここでしか体験できない楽器も!
プロに教えてもらう楽器体験
コンサート前の最後のプログラムは待ちに待った楽器体験です。今年も未来フィールドだけの特別時間で楽器体験をさせていただきました!この時間をみんな楽しみにしていました。

はじめて見る楽器や、どんな音がでるのか想像もできない不思議な形をしている楽器を目の前に、少し緊張気味だった子どもたち。指導員の方たちが優しく音の出し方を教えてくださり、徐々に緊張もほぐれ、楽しそうに体験していました。

コントラバスは子どもたちの体よりも大きく、その大きさに驚いている子も。「大きくて大変だったけど面白かった!」と大満足の笑顔をみせてくれました。

他にもトランペット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなど様々な楽器に触れ、特にトランペットは「唇を震わせるのが難しいけど面白かった!」という子や音の高さが唇の使い方で変わることに驚いて、「同じボタンなのに、音が違うんだ!」と目を丸くする子もいました。
「弦楽器に興味がでた!」「たくさんの楽器ができて楽しかった!」など多くの声があり、プロに教わる体験は子供たちにとって特別な時間になったようでした。

楽器体験のあとは、いよいよ「夏だ!祭りだ!!N響ほっとコンサート オーケストラとゆく ちょっとふしぎな夏の冒険」の開演。ナビゲーターの講談師、一龍斎貞鏡さんが語るハラハラドキドキの語りが合いの手のようにぴったりとオーケストラの演奏にはまり、会場は物語の世界へと引きこまれていきました。このイベントを通して、子どもたちは「本物のプロの音楽」にふれるだけでなく、自ら音を出し、舞台の裏側を探検し、音楽と物語の世界を旅するような体験をすることで、想像力や感性を大きく揺さぶられる時間を過ごしました。NHK交響楽団のみなさま、貴重な本番前のお時間に、ご協力いただきありがとうございました!