2024年9月14日(土)・15日(日)

プロフィギュアスケートのセカイにふれる。「能登半島復興支援チャリティー演技会」の体験イベントに密着!

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2024年9月14日(土)・15日(日)に、石川県・福井県・富山県の小学生20名を招待し、プロフィギュアスケートのセカイを体験できるイベントを実施しました!
1日目は、スケート教室や、生配信の裏側見学、そして2日目は、「能登半島復興支援チャリティー演技会~挑戦チャレンジ~」が開催され、羽生結弦さんをはじめとしたプロフィギュアスケーターの演技を間近で鑑賞しました。

MOVIE

羽生結弦さんと宮原知子さんも先生に!
笑顔いっぱいのスケート教室

これからはじまるイベントに少し緊張した様子で集まってきた子どもたち。
早速スケートリンクに移動し、スケート教室の準備をします。

初めて履くスケート靴に、立つだけでも戸惑う子どもたち。 リンクに移動する前に、怪我をしないよう入念に準備体操をします!スケート靴に少し慣れたタイミングでリンクに移動しました。

参加してくれた子のほとんどが、スケートは初めて。
リンクでは、壁に掴まりながらカニさん歩きの練習からスタートしました。何度も転びながらも、諦めずに一生懸命、まずは手を離して立つ練習をしました。

基本的な動作を学んでいると、特別講師の羽生結弦さん、宮原知子さんが登場!プロフィギュアスケーターのお二人の登場に、緊張していた子どもたちも笑顔に!

羽生先生と宮原先生と一緒に、手を前に出してバランスを取り、左右の足を順番に出す練習をしました。 子どもたちがよろけたり、転んでしまうという場面もありましたが、お二人にサポートしていただきながら、みんなスケートを楽しんでいました♪

お二人とコーチが作ったアーチをくぐってみるというミニゲームにも挑戦! 最初はバランスを取るのに精一杯な子どもたちでしたが、短時間でスケートが上達!見守る保護者や関係者のみなさんからも拍手が起きました。

スケート教室の最後には、みんなで記念撮影!停まりたいところに停まれない、整列するだけでも難しかったですが、みんな綺麗に整列できて、笑顔で記念撮影ができました。

最後は羽生さんとハイタッチをしてリンクを出ました。
スケート初心者も楽しめるように、優しくサポートしてくださった羽生さん、宮原さん、コーチのみなさま、本当にありがとうございました!

スケート教室後、 「最初は怖かったけど、スケート楽しかった!」「羽生さんと宮原さんはスケートがとても上手だった!」 「上手だね!って褒めてもらえたよ!」と子どもたちは楽しそうに感想を話してくれました!

生配信の裏側を学ぶ!テレビ金沢に潜入

頑張ったスケート教室のあとは、「金沢茶屋」さんにて昼食タイムです。午後のプログラムに向けて、パワーを蓄えます。金沢の郷土料理をみんなで美味しくいただきながら、子どもたちにスケート教室の感想や将来の夢を教えてもらいました! (動画でご紹介しますので是非ご覧ください)

昼食タイムのあとは、「テレビ金沢」に移動し、生放送と生配信の裏側を学びました。
テレビ金沢 技術局局長 丹羽さんより、普段何気なく見ているテレビの生放送の仕組みや、翌日に控えたチャリティー演技会の生配信の仕組みをご説明いただきました!

実際にテレビ金沢の局内も案内していただき、テレビ局の裏側に潜入しました。番組制作において重要な役割を担う「サブコントロールルーム」では、演技会の生配信準備の真っ只中です。スイッチャーやミキサーなどはじめて見る光景にみんな興味津々です!今回は特別に、映像切り替えボタンや音量調整フェーダーを触らせてもらいました。

次に、「となりのテレ金ちゃん」のスタジオにも案内していただきました。いつもテレビで見ている光景に子どもたちも大喜び!アナウンサーになりきって先ほどのスケート教室の感想を話してみたり、写真を撮ったりしました!

翌日の能登高校との中継でつかわれる「HD中継車」も見学しました。サブコントロールルームで見たスイッチャーやミキサーがコンパクトに収まっており、子どもたちもびっくり!

多くのスタッフのサポートで翌日の生配信が実現するということを体感しました。

羽生さん・宮原さんとの座談会も開催!チャリティー演技会鑑賞

2日目は、「能登半島復興支援チャリティー演技会~挑戦チャレンジ~」が開催され、羽生結弦さんをはじめとしたプロフィギュアスケーターの演技を間近で鑑賞しました。

「輪島・和太鼓虎之助」のみなさんの演奏に合わせて、軽やかに氷上を舞うプロフィギュアスケーターのみなさんの姿に子どもたちも釘付けです。

氷の削れる音まで聞こえる大迫力の演技に、子どもたちも目をキラキラ輝かせていました。目の前で観ると、想像以上のスピードの速さで滑っていることがわかり、その中で、音楽に合わせて、さまざまな表情や難しそうなポーズの動きを次から次へと見せてくれるプロスケーターの凄さを実感することができました。

「石川県の笑顔と元気につなげたい」そんな想いが伝わる素敵なパフォーマンスは、子どもたちに勇気と希望を与え、笑顔にしてくれました。

最後は、演技会を終えた羽生さん・宮原さんとの座談会です。平山アナウンサーが、楽しい司会で盛り上げてくれました。

事前に考えてきてくれた質問を1人1つずつして、全員の質問に答えてもらいました!

Q.「スケートを辞めたいと思ったときはありますか?」
羽生さん「小さい頃、先生たちが怖いし、転んで痛いし、辞めたいと思ったことはたくさんあったけど、一生懸命頑張ってきてここで投げ出したらすごくモヤモヤすると思い、絶対にどんなに辛くても頑張る!と思って頑張ってきました」
宮原さん「辞めそうになったことはあるけど、オリンピック選考の1年前だったので、オリンピックを目指して頑張ってきたのに、ここで辞めたら何のために頑張ってきたんだろうと思って、やるからには目標に向かって突き進もうと思って頑張りました。」

Q.「将来の夢はなんですか?」
羽生さん「ちょっとでもみんなが笑顔になったらいいなと思っています!」
宮原さん「自分のスケートを通して明るさを伝えられたらいいなと思います」

Q.「小学生のとき1日どれくらい練習しましたか?」
羽生さん「リンクがなくなるまでは、大晦日とお正月以外は1日4、5時間練習していました」
宮原さん「わたしも同じで、リンクがなくなるまでは1日2、3時間くらい」

Q.「どうやったらスケートが上手になりますか?」
羽生さん「一生懸命練習するしかない、そして先生やお父さんお母さんの言うことをちゃんと聞くとやっぱり上手くなるよ、大人になるとあの時ちゃんと聞いててよかったなと思えます」
宮原さん「スケートが楽しいという気持ちを忘れないでほしいです」

Q.「今までで1番嬉しかったことは何ですか?」
羽生さん「オリンピックで金メダルをとったことです!」
宮原さん「初めて海外でアイスショーでツアーを回ったときかな」

Q.「大事にしているものは何ですか?」
羽生さん「スケート靴と命です!」
宮原さん「私も同意です、あと毎日笑顔でいることです」

努力を重ねてきたお2人だからこその説得力のあるお話をたくさん聞くことができました。それ以外にも、好きな食べ物、アニメ、音楽から色まで、好きなものを聞く質問も多かったです。笑い溢れる和やかな雰囲気での座談会でした。
全員からの質問に、最後まで優しく笑顔で答えてくださった羽生さん、宮原さん、2日間子どもたちに素敵な思い出をありがとうございました!

お土産にスケート教室で撮影した集合写真をプレゼントしました!

今回のイベントでは、プロフィギュアスケート、テレビや生配信のプロのセカイにふれました。プロフィギュアスケーターのみなさんと多くのスタッフの想いが一つになったからこそ、今回の演技会が実現したということを体感していただけるイベントになりました。

この2日間の思い出が、子どもたちにとって未来へ踏み出す勇気になることを心から祈っています。
そして、参加してくれたみんなが、何か頑張ってみよう!と思えるきっかけとなってくれたらいいなと願っています。
みんなの夢が叶いますように、みんなが明日も笑顔で元気に過ごせますように!

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